蛾の仲間オオスカシバの幼虫は、蛹になると土の中に潜り込むそうなので観察しても面白くなさそう。で、屋外のミント畑に放してやった。

 キアゲハ幼虫は、9月27日夜から28日にかけて最後の脱皮。幼虫は網の外側に脱走、捕まえてミツバの鉢に戻すもすぐに脱走。かなり慌てている。

 9月28日夕、窓のサッシ沿いに行きつ戻りつする幼虫を見つける。そのうちサッシにしがみついたまま動かなくなった。蛹になる場所を探していたのだ。蛹になる時間が迫っていたのだろう。窓の桟で我慢することにしたらしい。

9月29日朝 体を一本の糸で窓枠のサッシ
とつなぎ、蛹の姿勢になったまま。
9月29日夜 幼虫の派手な模様がだんだん薄れていく。
しろっぽい膜で覆われてきた。蛹らしい姿。薄緑色。
9月30日朝 体の緑色がますます薄れ、
夕方にはすっかり茶色になった

 10月1日、腹部をぴくぴく動かしていた。生きていることは間違いない。

 10月18日現在、外形的にはまったく変化なし。このところ、ぴくりとも動かない。このまま越冬するのだろうか?